何を学ぶか
現実的に学べ!
山を越えるその時、複雑に絡み合って見えていたいろいろなものが、ある瞬間パーッと単純に見えてくる。この時人は楽しくなり無条件に山登りがやみつきになる。世界が現代のように一つに繋がったいま、必要なものを必要な時に必要なだけ吸収する術を身に付けて問題解決にあたる態度を身に付けよう!小論で、数学で、英語で、クラブの世界で。
運動の練習法と同じく、学習法が決まらないと、学力や問題解決能力は伸びません。計算力は、ひたすら練習しても コンピューターのように正確で速く にはなりません。それぞれ自分独自の、正確で速い方法を確立せねばなりません。
○要点要旨を掴んだうえで、山を越える学習法
・英語であれば、かたまり文法を体得し、いみをとる精読を体感し、レベル別精読をやってから、多読 (長文読解)を習慣にする。また一方、自分の英語の感性を鍛えるセンテンス抜き取りで実力を上げる。
・数学であれば、これまでの計算力の要点要旨を再勉強しそれを土台として、次の4つの具体的な山越え群(文系は2つ)を明快な目標にする。
>「二次式の因数分解、 平方完成・二次方程式・二次不等式、 二次関数の最大・最小、 グローバル座標の二次関数」の山。
> 「三角の公式群」の山 。 「指数対数」の山。 「空間ベクトルまで」の山。 「帰納的思考の数列」の山。
> 「関数の加減乗除にあたる微分計算・グラフの概形・図形と式」の山。
> 「数Ⅲの極限値」の山 。「定積分」の山。
・国語であれば、要点要旨をいかに素早くつかむかの訓練である。問題を解くことより、要約する習慣を身に付ける事が大切である。国語力は特に、英語・ 数学・生物・倫理政経 の高得点には欠かせない。
現在、網羅的学習法より、山を越える学習法に移るべきである。6年間ではなく6ヶ月で習得しなければ受験に現実的ではない。